第34回 腹部大動脈瘤のリスクファクターについて間違っているのはどれか ほか3問
認定試験対策ゼミナール -脈管専門医・血管診療技師・脳神経超音波検査士-
本連載は次号で最終回となります。
認定試験対策ゼミナール -脈管専門医・血管診療技師・脳神経超音波検査士-
執筆者:駒井宏好 (関西医科大学心臓血管外科学講座/関西医科大学総合医療センター血管外科 教授)
監修:松尾 汎(医療法人松尾クリニック理事長・松尾血管超音波研究室室長)
今回の予想問題出題のねらい
今回は腹部大動脈瘤についてである。近年同疾患は増加傾向にあり、また血管内治療による低侵襲治療が確立されてきたため、各地の多くの施設で扱う疾患となってきた。病態把握、治療方針の決定、緊急時の対応などに知識と技術をいかさなければならない。
受験者へのアドバイス
同疾患の病態や手術適応をよく理解することが肝心である。また近年のデバイスの進歩もめざましいため、常に最新の知識を得ることに努力すべきである。