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第34回 腹部大動脈瘤のリスクファクターについて間違っているのはどれか ほか3問

認定試験対策ゼミナール -脈管専門医・血管診療技師・脳神経超音波検査士-

第34回 腹部大動脈瘤のリスクファクターについて間違っているのはどれか  ほか3問

本連載は次号で最終回となります。


認定試験対策ゼミナール -脈管専門医・血管診療技師・脳神経超音波検査士-

執筆者:駒井宏好 (関西医科大学心臓血管外科学講座/関西医科大学総合医療センター血管外科 教授)

監修:松尾 汎(医療法人松尾クリニック理事長・松尾血管超音波研究室室長)



今回の予想問題出題のねらい

 今回は腹部大動脈瘤についてである。近年同疾患は増加傾向にあり、また血管内治療による低侵襲治療が確立されてきたため、各地の多くの施設で扱う疾患となってきた。病態把握、治療方針の決定、緊急時の対応などに知識と技術をいかさなければならない。


受験者へのアドバイス

 同疾患の病態や手術適応をよく理解することが肝心である。また近年のデバイスの進歩もめざましいため、常に最新の知識を得ることに努力すべきである。

■予想問題


■問題1 腹部大動脈瘤のリスクファクターについて間違っているのはどれか


認定試験対策ゼミナール -脈管専門医・血管診療技師・脳神経超音波検査士-

 2006年、血管外科学会、脈管学会、静脈学会の3学会構成(2014年からは日本動脈硬化学会も構成学会の一つとなる)による血管診療技師認定機構が発足し、日本におけるCVT(血管診療技師)が誕生した。発足から着実にCVT者数は増え、日本にその地位は根付き、活動の幅をどんどん広めてきた。そして『Vascular Lab』も、CVT誕生からの10年間、その歩みとともにCVTの方々に愛され続けてきた雑誌である。『Vascular Lab』は、いまはその役目をひとまず終えたが、その本誌の中で連載されてきた「認定試験対策ゼミナール」は、いまも変わらず必要としている人が多くおられ、復活を願う声が多く寄せられた。これを受け、同連載を、新しいウェブマガジンで提供していくこととした。
 本連載は、血管診療の第一線で活躍する医師や、CVTを取得し全国で活躍する技師の方々に、これからCVTや専門医を取得するために勉強をされる皆さまのために、試験の傾向や対策、臨床で必要とされる知識などを問題形式でご執筆いただいている。
 これからの未来、多くのCVT・専門医が全国で活躍し、脈管疾患検査が発展していくことを願う。

324円/1記事(税込) 毎月10日発行(著者および編集の都合により発行が前後することがございます)

筆者プロフィール

土田博光/小谷敦志/尾崎俊也/駒井宏好/浅岡伸光/春田直樹ほか

土田博光:誠潤会水戸病院/小谷敦志:近畿大学医学部奈良病院/尾崎俊也:医療法人清祥会川上内科/駒井宏好:関西医科大学総合医療センター/浅岡伸光:八尾市立病院/春田直樹:たかの橋中央病院

土田博光/小谷敦志/尾崎俊也/駒井宏好/浅岡伸光/春田直樹ほか

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