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第7回 下肢動脈エコーの基礎technique!と一歩進んだtechnique!

症例から学ぶ ビギナーのための血管超音波検査テクニック/エキスパートのための血管超音波検査テクニック

第7回 下肢動脈エコーの基礎technique!と一歩進んだtechnique!


下肢動脈エコービギナーのための基礎technique!

 

東北大学病院診療技術部 

生理検査部門生理検査センター

船水康陽


 下肢動脈エコーに限らず、血管エコーでは 「プローブのchoice」「装置のtuning」「走査technique」が重要であり、診断精度に大きく影響を与えます。日常業務ではこれらを同時に駆使し、臨機応変に「考え」「評価」しながら走査を進めることで、さまざまな症例と遭遇した場合に的確かつ精度の高い検査が可能となります。


プローブのchoice

 下肢動脈エコーは、観察対象となる血管が広範囲にわたるので、目的とする観察部位に応じて最適なプローブを選択することが、的確な評価をするための第一歩となります。一般的には、目的とする観察部位が浅部の場合はリニア型を用い、深部の場合はコンベックス型を用いますが、血管の走行や患者の体形などに応じて適宜最適なプローブを選択します。上記のプローブ以外にも、マイクロコンベックス型や高周波コンベックス型なども有用です。

症例から学ぶ ビギナーのための血管超音波検査テクニック/エキスパートのための血管超音波検査テクニック

本連載は、血管エコーに従事する、もしくは今後血管エコーを行っていく検査技師の方をメインの対象者としてしている。ビギナーの方にも、エキスパートの方にも、どちらの方にもすぐに現場で役立てていただけるよう、執筆者には1回ごとに基本と応用(症例)を掲載し、1回で読み切れる内容にまとめていただいている。血管エコーについて、「エキスパートの独自のテクニックを知りたい」「他施設でどのようにしているのかを知りたい」「画像(動画)を見たい」という方には、血管エコーについて深く学べるお勧めのコンテンツである。

324円/1記事(税込) 毎月15日発行(著者および編集の都合により発行が前後することがございます)

筆者プロフィール

三木 俊/八鍬恒芳/川﨑俊博ほか

三木 俊(東北大学病院)/八鍬恒芳(東邦大学医療センター大森病院)/川﨑俊博(西宮渡辺心臓・血管センター)

三木 俊/八鍬恒芳/川﨑俊博ほか

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