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第2回 頸動脈エコー

症例から学ぶ ビギナーのための血管超音波検査テクニック/エキスパートのための血管超音波検査テクニック

第2回 頸動脈エコー

東邦大学医療センター大森病院 臨床生理機能検査部副技師長  

八鍬恒芳


頸動脈エコービギナーのための超音波検査テクニック

 頸動脈エコーにおいてスクリーニング時に感度良く狭窄病変を捉えることは必須です。日常的に良く遭遇する内頸動脈(internal carotid artery:ICA)の狭窄病変については、超音波医学会の標準的評価法やAHAのガイドライン1でも推奨されるように、狭窄部の収縮期最高血流速度(peak systolic velocity:PSV)や、総頸動脈(common carotid artery:CCA)のPSVとICAのPSVによる流速比(PSVICA/PSVCCA)で評価するのが基本となります2、3表1)。この推定狭窄率を正確に捉えるための手順を記します。


症例から学ぶ ビギナーのための血管超音波検査テクニック/エキスパートのための血管超音波検査テクニック

本連載は、血管エコーに従事する、もしくは今後血管エコーを行っていく検査技師の方をメインの対象者としてしている。ビギナーの方にも、エキスパートの方にも、どちらの方にもすぐに現場で役立てていただけるよう、執筆者には1回ごとに基本と応用(症例)を掲載し、1回で読み切れる内容にまとめていただいている。血管エコーについて、「エキスパートの独自のテクニックを知りたい」「他施設でどのようにしているのかを知りたい」「画像(動画)を見たい」という方には、血管エコーについて深く学べるお勧めのコンテンツである。

324円/1記事(税込) 毎月15日発行(著者および編集の都合により発行が前後することがございます)

筆者プロフィール

三木 俊/八鍬恒芳/川﨑俊博ほか

三木 俊(東北大学病院)/八鍬恒芳(東邦大学医療センター大森病院)/川﨑俊博(西宮渡辺心臓・血管センター)

三木 俊/八鍬恒芳/川﨑俊博ほか

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