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第17回 症状から考える超音波診断 一歩踏み込んだ下肢エコー

症例から学ぶ ビギナーのための血管超音波検査テクニック/エキスパートのための血管超音波検査テクニック

第17回 症状から考える超音波診断 一歩踏み込んだ下肢エコー


下肢血管エコービギナーのための下肢血管症状の基礎

 

東邦大学医療センター大森病院 臨床生理機能検査部副技師長 

八鍬恒芳


 症状や機能検査などの各種データから、下肢血管エコーのデータを読み解く力があれば、より精度が高く、かつ効率的な検査が可能になります。今回は、下肢症状から下肢動静脈の病態を理解し、下肢血管エコーに役立てる方法を解説します。


主な下肢症状と動脈・静脈病変の区別

 下肢の血管による症状としては、動脈性と静脈性があります。その他、血管以外の病態も存在するので注意が必要です。以下に代表的な下肢症状を記します。

症例から学ぶ ビギナーのための血管超音波検査テクニック/エキスパートのための血管超音波検査テクニック

本連載は、血管エコーに従事する、もしくは今後血管エコーを行っていく検査技師の方をメインの対象者としてしている。ビギナーの方にも、エキスパートの方にも、どちらの方にもすぐに現場で役立てていただけるよう、執筆者には1回ごとに基本と応用(症例)を掲載し、1回で読み切れる内容にまとめていただいている。血管エコーについて、「エキスパートの独自のテクニックを知りたい」「他施設でどのようにしているのかを知りたい」「画像(動画)を見たい」という方には、血管エコーについて深く学べるお勧めのコンテンツである。

324円/1記事(税込) 毎月15日発行(著者および編集の都合により発行が前後することがございます)

筆者プロフィール

三木 俊/八鍬恒芳/川﨑俊博ほか

三木 俊(東北大学病院)/八鍬恒芳(東邦大学医療センター大森病院)/川﨑俊博(西宮渡辺心臓・血管センター)

三木 俊/八鍬恒芳/川﨑俊博ほか

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