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第6回 肩関節エコー像の判断方法

運動器をエコーで診る!

第6回 肩関節エコー像の判断方法

上腕二頭筋長頭腱の評価(図1)

 脱臼、亜脱臼、腱腫脹、腱鞘水腫などを評価します。正常の上腕二頭筋長頭腱は、大結節と小結節の頂点を結んだ線の結節間溝内に収まっています。小結節に乗り上げている場合を亜脱臼、完全に頂点を乗り越えて肩甲下筋腱側に移動している場合を脱臼と判断します。結節間溝内にあっても、腱鞘の水腫や腱腫脹の判断は可能です。腱周囲の異常血流の確認もパワードプラ法で観察できます。

運動器をエコーで診る!

324円/1記事(税込) 偶数月20日発行(著者および編集の都合により発行が前後することがございます)

筆者プロフィール

石崎一穂

三井記念病院臨床検査部マネージャー

石崎一穂

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